Avid S4 はセミ・モジュラーであるため、ワークフローのニーズに合わせて、最大3つのチャネル・ストリップモジュール (最大24本のフェーダー)、4つのディスプレイモジュール、および最大3つのオプション・モジュールでコントロール・サーフェスを構成できます。4つの基本構成のいずれかから、カスタマイズを開始します。

ステップ1: 基本構成を選択する


S4—8フェーダー、3フィートのベースシステム

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3フィートのフレームに CSM×1、MTM×1、MAM×1、フィラーパネル/プレートが含まれています。

S4—16フェーダー、4フィートのベースシステム

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4フィートのフレームに、CSM×2、MTM×1、MAM×1、フィラーパネル/プレートが含まれています。

S4—16フェーダー、5フィートのベースシステム

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5フィートのフレームに、CSM×2、MTM×1、MAM×1、フィラーパネル/プレートが含まれています。

S4—24フェーダー、5フィートのベースシステム

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5フィートのフレームに、CSM×3、MTM×1、MAM×1、フィラーパネル/プレートが含まれています。


すべての基本構成に含まれるコア・モジュール

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マスター・タッチ・モジュール (MTM)

角度調整が可能な12.1インチのマルチポイント・タッチスクリーンと、隣接する8つのロータリー・エンコーダーや様々な専用ノブとキーを使用して、ミックスやコントロール・パラメータにすばやくアクセスできます。

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マスター・オートメーション・モジュール (MAM)

シャトル/ジョグホイール、フォーカス・フェーダー、オートメーション・コントロール、テンキーなどのキーやスイッチを完備したトランスポート・コントロールセクションを使用することで、プロジェクトのナビゲーションやオートメーションを簡単に行うことができます。

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チャンネル・ストリップ・モジュール (CSM)

8本のチャンネル・フェーダー、32個のトップライト・ノブ (チャンネルごとに4個)、その他のキーとスイッチを使用して、トラック・レベル、プラグインなど、さまざまなパラメーターを制御します。最大で3台のサーフェスを連携させることができ、これによって24本のフェーダーを構成できます。

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Avid S4 フレーム

基本構成に含まれるチャンネル・ストリップ・モジュールの数と、選択したその他のモジュール・オプションに応じて、コントロールサーフェスは3フィート、4フィート、または5フィートの組み立て済みフレームに格納されます。 また、オプションのライザーをフレームに追加することで、モジュールの角度を調整して人間工学的に優れたフレームを構築することができます。

 

ステップ2: オプションのディスプレイとモジュールを追加する

ミックスのニーズに合わせて、最大で4つのディスプレイ・モジュールと最大で3つの追加モジュール・オプションを追加できます。

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ディスプレイ・モジュール

高解像度 TFT ディスプレイには、チャンネル名、メーター、ルーティング、グループ、連携する DAW、Pro Tools の波形スクロール、マスター・メーターなど、あらゆる情報を表示できるため、視覚的な洞察情報をもとにミックスを把握できます。

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ジョイスティック・モジュール

Dolby Atmos や Ambisonics などのサラウンド・サウンドや没入型オーディオ・プロジェクトを、TFT や OLED ディスプレイを備えたデュアル・タッチセンサーのジョイスティックを使ってミックスすることで、サウンドを正確に配置することができます。

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ポスト・モジュール

モジュールを使用することで、録音済みのトラック/ステムと、2×10の PEC/Direct パドルを介した入力を聞き比べて、レコーディングにパンチ・インする前にサウンドの同一性を確認できるため、ポストプロジェクトを迅速に完了できます。

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アテンションノブ・モジュール

サーフェスに32個のトップライト付きのノブを追加し (モジュール2個で最大64個まで格調可能)、プラグイン、EQ、DYN、パンなどの注意が必要なトラック機能を調整する割り当て可能なコントロールと視覚的なフィードバックを得られます。