Adobe、Adobe After Effects、Photoshop、および Premiere Pro は、米国およびその他の国における Adobe の登録商標または商標です。
業界関係者の多くは、ここ数年、大規模な展示会の賑わいから遠ざかっていました。しかし、ラスベガスで開催された先日のNABには、メディア業界が再び一堂に介し、Avidも完全復帰しました。
ラスベガス・コンベンション・センターの北ホールに場所を移したAvidブースでは、この一年間にリリースした多くのイノベーションや新機能の紹介に加えて、現在準備中の新製品や新サービスをほんの少しご覧いただきました。会期中4日間、ニュース、スポーツ、メディア制作、ポストプロダクションにAvidが何を提供するのかをチェックしに来ていただいた世界中からの業界関係者で、ブースは大盛況でした。
このビデオで、私たちの視点から見た展示会の概要をご覧ください。
ここでは、Avidのニュース・ソリューションにフォーカスします。余りご存じない方のために説明すると、Avid MediaCentral はメディア制作のハブとなっており、すでに何千ものお客様がそのエンド・ツー・エンドのワークフロー機能を活用しています。この1つのソリューションは記事作成、ランダウン管理、メディアの取込み、アセット管理、編集、デジタル配信、スタジオ送出機能を網羅しており、施設内やリモートで作業するチームが、コラボレーションして、速報記事を迅速に作成することを可能にしています。
MediaCentral | Cloud UXは、ジャーナリスト、記者、プロデューサーに膨大な機能を提供するウェブベースのポータルです。アプリを追加するだけで、MediaCentral | Cloud UXを構成して役割ベースの特定機能を装備し、必要な時に必要なユーザーに適切なツールを提供することができます。
MediaCentral | Collaborate
NABで多くの注目を集めたアプリの1つがMediaCentral | Collaborateです。ニュースルームでは、ストーリー重視の本ツールにより、どこからでもチームが共同でストーリーを計画し、タスクを作成・割り当て、コンテンツを共有して、プロジェクトを追跡することができます。
CollaborateアプリはMediaCentral | Cloud UXで使えるだけでなく、MediaCentral Panelを統合すれば、Avid Media Composer、Adobe Premiere Pro、Adobe Photoshop、Adobe After Effectsから直接アクセスできるようになり、制作チーム全体の強力な連携が図れることも重要なポイントです。また、Appleモバイル端末向けのiOSおよびPadOSアプリも用意されており、ニュースルームの枠を超えて機能を提供します。
Story Editor
MediaCentral | Collaborateに今後搭載される予定の、全く新しい台本作成体験の技術プレビューをお見せしました。これはiNEWSのランダウンへのユニークなリンクを提供します。ブース来場者にも大変好評でしたので、近日中に追加情報を発表します。ご期待ください。
MediaCentral | Acquire
MediaCentral | Acquire アプリも大きな注目を集めました。このアプリによりインジェスト・オペレーターは、複数のインジェスト・デバイスやチャンネルをコントロールして、インジェスト工程全体を効率化し、メディアを至急必要とするチームに迅速に届けることができます。インジェスト・オペレーターは、圧縮IPインジェストにはMediaCentral | Stream、SDIおよび非圧縮インジェストにはFastServe | IngestまたはFastServe | I/OをSMPTE 2110プロトコルで制御することで、収録前およびインジェスト実行中に、受信ストリームを見ることができ、場所を問わずユーザーとのコンテンツを共有が非常に容易になります。例えば、MediaCentral | Collaborateと連携して行うことができます。
MediaCentral | CollaborateとMediaCentral | Acquireは、どちらも現在ご利用いただけますが、近日公開の新機能を独占的にご紹介しなければ、展示会の意味がありませんよね。
Avid | Stream IO
そこで、Avidブースでは今年度後半に発売予定のSDI、圧縮IPストリーム、非圧縮IPストリーム向けソフトウェアベースのインジェスト・アプリケーション、Avid | Stream IOを紹介しました。MediaCentral | Acquire、またはウェブ・コンソールからスタンドアローンで稼働するAvid | Stream IOは、インジェストと送出用に自由に使える４つのチャンネルを提供します。市販のハードウェアを使用するサブスクリプションで利用可能なこのアプリは、広く一般的に使用されるフォーマットをAvidメディア制作環境に素早く提供できるので、記者やエディターは、収録開始から数秒で仕事に取り掛かることができます。
展示会の総括として、会期中ずっとブースに詰めていたAvid製品担当のアンナ・バザードは、「来場者は最新情報を求めていました。MediaCentral | Cloud UXの新機能や素晴らしいポイントや、ニュース・ワークフローを改善、合理化してユーザーの時間を節約する方法を知りたがっていました」と語ってくれました。
「彼らは、MediaCentral | Cloud UXの数多くの新しい革新的なもの、特にMediaCentral | Collaborate、新しいCollaborateモバイル・アプリ、iNEWSの更新内容、Avid | Stream IOを使用するMediaCentral｜Acquireなどの展示に非常に興奮していました」
今回のNABにはワクワクしました。Avidは年間を通し、数々の展示会でもっと多くの革新的なものをお届けできることを楽しみにしています。
そのどこかの会場でお会いできますよう、ご来場お待ちしております！
