ネットワーク・ライセンス・サーバー

Sibelius Ultimate ネットワーク・ライセンス・サーバー

学生のアクセスを増やす

Sibelius Ultimateライセンス・サーバーを使用すると、必要な数のコンピューターに Sibelius Ultimate をインストールできます。学生が実際にソフトウェアを使用しようとしたときに、ライセンス・サーバーからその学生に対して共用ネットワーク・フローティング・ライセンスが自動的に送信されます。たとえば音楽室が使用できない場合に、図書館のコンピューターで作業を行うこともできます。ライセンス・サーバー・ソフトウェアは、すべてのネットワーク・マルチパックに無償で付属しています。

設定も操作も簡単

Sibelius Ultimate ライセンス・サーバーには、操作に不慣れな教職員でも簡単に操作できるコントロール・パネル・インターフェースが搭載されています。ライセンスの割り当て、コンピュータの入れ替え、Sibelius Ultimate の新バージョンへのアップグレード、ライセンスの追跡などを迅速かつ簡単に行うことができます。

チェックアウト・ライセンスでライセンスを自在に活用

学生が自分のノートパソコンを学校に持ち込んでいる場合、限られた時間内であれば、Sibelius Ultimate のコピーを自宅に持ち帰ることができるようになりました。これにより、学期中はもちろん、週末や夏休みなどを利用して、最長 1 年間にわたって Sibelius Ultimate を存分に利用することができます。

このような一時ライセンスはチェックアウト・ライセンスと呼ばれています。学生が自分のコンピューターを学校のネットワークから持ち出すときにライセンス・サーバーからライセンスを「チェックアウト(貸出)」し、次に学校のネットワークに接続するときにライセンスを「チェックイン(返却)」するためです。このチェックアウト・ライセンスが返却されるまで、学校では、使用可能なライセンスがその分だけ少なくなります。学生がこのライセンスを返却しなかった場合でも、最終的にはライセンスの有効期限が切れるため、その後は、学校のネットワークに再接続しない限り、学生のコンピューター上でソフトウェアを起動することはできなくなります。

Sibelius Ultimate のチェック・アウト・ライセンス機能を利用しても、追加料金は発生しません。さらに、現在 Sibelius Ultimate のスタンドアロン、非ネットワーク型のサイト・ライセンスをご利用のお客様は、追加料金なしでネットワーク型サイト・ライセンスに変更することができます (詳細はサポートチームまでお問い合わせください)。

また、学生が使用するチェックアウト・ライセンス用として、追加のシートを購入すると便利です。1 セットのシートを学校のネットワーク用として取っておき、別のシート・セットを学生向けのチェックアウト・ライセンス用に取っておくことができます。

技術情報

Sibelius Ultimate ソフトウェアのネットワーク・ライセンスは、クライアントサーバー・モデルで動作します。Sibelius Ultimate のプログラム自体は、各クライアントのワークステーション上のローカルのハードディスクにインストールされ、これとは別にライセンス・サーバー・プログラムが指定した 1 つのサーバーまたはワークステーションにインストールされます。

ライセンス・サーバー・プログラムは、Sibelius Ultimate のインストール DVD に収録されており、指定された数のライセンスが付与されたクライアントのコピーをネットワーク上で同時に使用できます。ライセンス・サーバーにより、クライアント・コピーのユーザーにメッセージを送信したり、サーバー・マシンからクライアント・コピーを終了することができます。

要件

Sibelius Ultimate を使用するには、TCP/IP プロトコルを使用したネットワークが必要です。(ネットワークで TCP/IP に加えて他のプロトコルを使用できますが、ライセンス・サーバーとクライアント・コピー間の通信を行うために TCP/IP が必須となります。)ライセンス・サーバー・プログラムは、Windows または Mac OS X 上で動作します。